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試験勉強の仕方

司法書士の受験勉強についてあまり知らない方は六法全書を暗記することが必要になると思っている方がいらっしゃいますが、暗記する必要はありません。法律を暗記してもあまり役に立ちません。というのも、法律をどのように解釈するかが重要な問題になってくるからです。

法律の条文というのは、簡単に意味を把握できるものではなく、いろいろな解釈をすることができるためです、しかしどんな自由な解釈をしても良いというわけではなく、その目的や趣旨と合った合理さや論理的な思考が必要になってきます。

試験勉強をするときは、基本書に条文が出てきたら六法を引き、条文がどの章のどの節なのか確認する必要があります。また、なぜ、この条文が引用されているのかを考えましょう。条文の後ろにある参照条文を見て、条文の流れを把握するために前後の条文も読むようにしましょう。

六法全書とは

本屋さんに行くとさまざまな六法全書が売られていますが、六法全書とは日本に存在する主要な法規を網羅しているもので、そのため1冊の厚みも相当なものです。試験ではあまり必要としませんので、法規の条文だけが記載されていれば問題ないかと思います。