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登記が入らない理由

登記は申請書類や申請形態などに問題があり、できないことがあります。この理由は大体が小さなミスが原因です。

例えば登記簿の所有者の苗字が齋藤となっているのに印鑑証明書が齊藤となっていた場合に申請は却下されてしまいます。これは「齋」の字が異なるためで、登記申請者とは別の人であると考えるためです。

また、印鑑証明書の印影と委任状に押されている印鑑の印影が異なっている場合も却下されます。この印鑑確認はどこにでもありそうな特徴のない印鑑ほど注意が必要です。

そのほかに、委任状の記載内容に小さな齟齬があった場合も登記がとまってしまいます。それは登記原因日付が異なるという小さなミスでも許されないので注意が必要です。

有効期限切れのオンライン申請

申請人の電子証明書の有効期限や登記識別情報の有効期限が切れており、登記が進められない場合というのがあるため、必ず確認するが必要になります。一つ一つ、本当に問題ないだろうかという確認をし、完璧になることで初めて登記ができるのです。