HOME開業について > 経済との関連

経済との関連

司法書士のメイン業務であると言われている不動産登記ですが、これは不動産取引があって初めて依頼される仕事になります。つまり、不景気で不動産売買が少なくなると仕事が激減し、収入に影響を及ぼすということです。

お金や物、企業が動くことで初めて司法書士の出番が訪れるといっても過言ではありません。そのため、バブルの頃は銀行が融資残高を増やすことを目的に動いていましたから、おのずと司法書士も融資にともない登記を入れるために忙しくなるという図式の中にあり、開業すれば仕事が入り儲かるという時代でした。しかし、現在は競争が激しく、新規の得意先を開拓するということは、今までやってきた司法書士から仕事を奪うことになります。

銀行の減少

現在は不景気の波の中で金融機関の数が、合併や支店の削減などで減少してきているだけでなく、支店も出張所への格下げし業務内容を減らし、融資業務を受け持たなくなっています。こうなってくると司法書士も閑古鳥が鳴き始めてしまいます。